ステロイドを使用していく上で気になるのが安全性です。

多くのメディアが取り上げるようにステロイドには大きな副作用があるのは事実です。

しかし同時に多くのメディアがステロイドの副作用を誇張しているのも事実です。

ここではステロイドを使う上で気になる安全性や選び方を紹介していこうと思います。

絶対的に安心安全なステロイドのは存在するのか?

結論から言いますと存在しません。

でもこれは風邪薬に絶対安全なものがないのと同じで、医薬品である以上はどんなものにだって大なり小なり危険はあるのです。

よく聞く話で「医者は風邪を引いても風邪薬は飲まない」と言います。

それは薬を飲むことの副作用などのリスクを承知しているから自然治癒をしようとするのです。

またレーシックが流行った初期の方ではレーシック手術をする医者がメガネをかけていたりもしますよね、今では医者もコンタクトをするかレーシック手術受けているでしょうけど・・・

それは様々な理由があるのですが、つまる所絶対安全な手術方法は存在しないということなのです。

もし絶対安全な手術方法があったのなら、同意書なんて用意する必要がないですからね。

医者は立場上万が一にも目を失うわけにはいかないし、薬の危険性を熟知しているから取捨選択ができます。

故に医者は飲む価値のある薬は飲み、リスクリターンの釣り合わない薬は飲まないようにしているのです。

同じようにステロイドにも絶対安全なんてものはありません。

効果の大きいものは副作用も大きく、効果の小さいものは副作用も小さいです。

ただ副作用の大きいものでも対処法を知っていれば騒がれてるような最悪の状況を招くことはありません。

重要なのは・・・

正しい使い方を知っているのか?

万が一の対処法を知っているのか?

そしてリスクリターンを承知しているのか?

ということです。

少なくとも正しい知識を持って用いれば比較的安心して使えるのがステロイドの真実なのです。

どうやってステロイドを選べばいいのか?

即効性があり大きな効果を生むステロイドは当然大きな副作用を伴います。

逆に遅効性で効果が少ないステロイドは副作用も小さいです。

当サイトで紹介しているステロイドを例に出してみましょう。

ステロイドの種類 副作用の大きさ 効果の大きさ
スタックで使う
オキシメトロン
ダイアナボル
アナバー
クレンブテロール(減量用)

大雑把な副作用の大きさと効果の大きさの表ですが、大体のイメージは湧くのではないでしょうか?

ただ一概に星1が絶対安全で星5は危ないというわけではありません。

重要なのは使い方です。

星1でも間違った使い方をすれば致命的な副作用に悩まされる可能性はあるし、星5でも正しい使い方をすれば比較的安全なのです。

美容と健康は反比例して当たり前

「健康的に美しく」なんてフレーズは産業界の陰謀のようなもので・・・(健康食品を売るための)

現実的には「二兎を追う者は一兎をも得ず」がこの世の常です。

だからハリウッド俳優、モデル、アスリート・・・彼らの彫刻のように美しい体の裏側には「健康の犠牲」が必ず存在しているのです。

それはなぜか?

そもそも人の体は美しく見えるようにできていないからなのです。

それを無理矢理現代の価値観に照らし合わせるには無理を強いる必要があるのです。

それが「食事と運動」です。

大きな体を作るための極端に偏ったタンパク質や食事量、筋繊維を破壊するための限界を超えなければいけない運動量。

また細くてきれいな体を作るためのアンダーカロリーを維持しての長期間の減量。

そしてこれらを長い年月かけて積み重ねてようやく理想の体に近づけるのですが・・・

これらは人の体を消耗させ、間違いなく寿命を縮めているのです。

体を傷つければその分再生するための細胞が使われるし、人の体は無限に再生できるほど神秘的な生き物ではないのです。

効率的な美しさと健康の追求をするべき

skeeze / Pixabay

結局の所美しさを得るためには犠牲を払う必要があります。

問題はどの程度払うかです。

できれば最小限の被害で最大限の効果を得たいですよね。

その為にはまず必要とされる犠牲を把握しましょう。

ボディメイクをする上で必要な犠牲は大きく別ければ健康時間お金の3つです。

人によってこの3つの優先順位は変わってくると思います。

健康を最優先にする人もいれば、時間を極力かけたくない人もいるし、お金がかからないなら健康と時間を多少犠牲にしてもいいという人もいるでしょう。

そして美しくなるための方法はナチュラルで体を鍛える(サプリメント含む)か医薬品に頼るかしかありません。

どちらにもメリット・デメリットがあるので自分の要望にあった方法を選ぶと良いでしょう。

 

個人的な意見としてはナチュラルでの大量の食事や大量のタンパク質を長期間取り続ける行為は、短期間のステロイドサイクル以上に肝臓に対する影響が大きいと考えています。

例えばストイックな食事とトレーニングで体を鍛え続けたトレーニーが30代にも関わらず肝臓年齢が80歳という例もあります

もちろんその人が極端に肝臓が弱いという可能性もあるでしょうが、実際問題長期間のストイックな食事は間違いなく肝臓を蝕みます。

これを考えると短い期間の内に体を作り上げるステロイドの方が一時的な肝臓への影響ですむし長いスパンで考えれば健康的でいられるわけです。

それにステロイドならばサイクル中はシリマリンで肝臓を保護も出来ますからね。

ナチュラルでは何年もシリマリンを使い続けるわけにもいかないでしょう。

ボディメイクの効率まとめ

ではステロイドを使うか?どんなステロイドを使うのか?それともナチュラルで鍛えるか?が悩みどころですよね。

僕なりに目指す体によってどうボディメイクをしていくのかの基準をもうけてみたので判断材料していただければと思います。

ゴリマッチョを目指したい人

ビルダークラスもしくはそれに近いレベルのゴリマッチョを目指すのであればナチュラルならば早くて5年、普通なら6~8年かかるでしょう。

もちろん、その人の才能や努力にもよりますがこれくらいかけるのが一般的といえます。

ナチュラルでこのレベルを目指すとしたら相当の覚悟とある程度は人生を捧げる必要がでてきます。

なので5~8年間に渡る肝臓などの影響や食事、設備にかかる金額を考えるとステロイドを使う方があらゆる面で優れています。

またこのレベルの体を目指す場合はオキシメトロンのような強力なステロイドのみならず、スタックや筋肉注射といった使い方も要求される可能性出てくるでしょう。

個人的にはこのクラスを目指す人はナチュラルだろうとステロイドだろうと例外なく尊敬に値するといえます。

細マッチョ以上ゴリマッチョ未満を目指したい人

このくらいを目指す人が一番多いと思います。

ゴリゴリの体よりもこのレベルの体がもっともウケがいいですからね。

このレベルの体はナチュラルで作り上げるのなら1年~3年といったところです。

1年で出来ちゃう人はかなり才能と知識があって、尚且つ最高の設備が揃っている人でしょう。

普通ならば試行錯誤の末に3年くらいは全然かかります。

ちなみにステロイドを使った場合は3ヶ月~半年で辿り着けるでしょう。

ナチュラルで鍛えるとしても健康面はともかくとして時間とお金はやはりかなりかかってしまうので、総合的にはこのレベルを目指すにしてもやはりステロイドを使う方が優れていると思います。

時間とお金をかけてもいいとか、ボディメイクの過程を楽しみたい人はナチュラルでも全然いいとは思います。

ただ・・・ナチュラルでこのレベルを目指すのは茨の道なのは間違いないので相応の覚悟がなければ挫折する可能性も高いです。

細マッチョを目指したい人

シックスパックがあればいい!といった細マッチョを目指すのならばステロイドを使う必要はあまりありません。

どちらかと言えばダイエットで脂肪を落とす事を最優先にすべきでしょう。

そして細マッチョならば簡単な食事制限と筋力トレーニングのみで容易にたどりつける範囲でもあります。

期間としてはおおよそ半年から1年といったところでしょう。

仮にステロイドを使うとしてもオキシメトロンのような強力な筋肥大目的のステロイドではなく、クレンブテロールのような筋力を落とさないで体脂肪を落としてくれるステロイドの方が向いています。

クレンブテロールなら副作用も少なくケア剤も必要としないのでうってつけと言えます。