ダイエッターにありがちなことですが・・・とにかく体重計に乗りたがる人がいます。

ひどい人になると一日に何回も体重計で数字をチェックしてたりしますよね。

でもそういう人ほどボディメイクは上手くいってないし上手くいかない可能性が高いです。

何故なら数字に固執しているようでは大事なことを見落としてしまうのです。

数字に囚われてはいけない

ダイエットをはじめた人の最終目標は何でしょうか?

体重を減らすことですか?

いや、それは過程であって目標ではないはずです。

では痩せるためですか?

これも違うはずです。

ダイエットを始めた人が本当に望んでいるのは「自分が納得する理想の体になりたい」ではないでしょうか?

体重の数字を減らすのはあくまでその過程でしかありません。

言わば理想の体に近づくための指針なのです。

なのに体重計とにらめっこしているうちにいつの間にか「数字を減らすこと」が最終目標みたいになっちゃう人がいるんですよね。

数字で体の良し悪しは決まらない

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男性と女性の画像ですがどちらも体脂肪率が同じか体重が同じ体です。

男性は左側が女性は右側が圧倒的にいい体をしていますよね。

肉体の美しさを作り出すのは数字ではなく筋肉量と脂肪の量が決定しているのです。

体重計にのるよりも鏡を見よう

体重計にのって「あ、体重減ってる!やった!」とか「増えてる・・・」とか一喜一憂しているのはハッキリ言って時間のムダです。

むしろイタズラに自分のモチベーションを下げてしまい、最悪諦めるという選択へと導いてしまいます。

そもそも体重なんてその日のコンディションや食べたもので幾らでも変化します。

その日の体重に一日の気分が左右されてしまうなんてのは本当に馬鹿馬鹿しい話なのです。

それよりも鏡をみて「まだここの贅肉がとれてないな」とか「ここらへんは引き締まってきてる!」と見た目を意識するほうがモチベーションの向上へと繋がるのです。

また鏡を見ることで常に自分を客観的な視点で捉えられるのも大きなメリットです。

あくまでボディメイクの最終目標は見た目だということを忘れないようにしましょう。

体重計は一日一回で十分

散々体重計に乗る事を否定してきましたが、別に体重計が全くの無意味というわけではありません。

体重を知ることにもちゃんとメリットはありますからね。

僕はダイエット時にはほぼ毎日、増量時は数日に1回くらい体重を測りますが、それは「ちゃんと体重が減っているのかな?」と思って測るわけではありません。

測る理由は「どのくらいのペースで体重が変動しているのか?」を知るためです。

それも一日単位では見ません。

少なくとも2週間~1ヶ月単位で体重の増減を判断しています。

「体重が減るスピードが早いな」と思ったらもう少し摂取カロリーを増やし筋肉を落とさないようにするし、逆に「体重が減るスピードが遅いな」と思ったら摂取カロリーを減らすかHIITなどの脂肪燃焼効果の高いトレーニングを取り入れます。

全ては目標期日までに理想の体を作るため。

そして筋肉を落とさない為に体重計に乗っているのです。

「数字は増えててもいい」という気持ちをもとう

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体重計に何回も乗ってしまう人は「ダイエットに失敗したくない」という心理状態に陥ってしまっていることが多いです。

「痩せなきゃ・・・痩せなきゃ・・・」と自分を追い込むのは無駄にストレスを溜めるだけで何一つ良いことはありません。

そんな心理状態では長くダイエットを続けていくことは苦痛以外の何物でもありません。

そもそもダイエットは基本的に消費カロリーが摂取カロリーを上回れば絶対に痩せるのです。

ダイエットに失敗したりリバウンドするのは結局摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまっているだけの話なのです。

でも一日単位で見てしまえば体重の増減は必ず起きるのです。

その一日に左右されるからダイエットは失敗するのです。

もっと気持ちを気楽にして「何度失敗しても良い・・・でも絶対に一度の成功は諦めない」というスタンスでやれば成功しないダイエットはないのです。