どんな強力なステロイドでも必要な栄養素を取れていなければその効果も半減してしまいます。
しかし食事から必要な栄養素を得るのは思っている以上に難しいものです。
ここではステロイドの力を最大限引き出すために役立つサプリメントを紹介していきます。
またナチュラルによるボディメイクにおいても大事なサプリメントたちなのでステロイドの有無にかかわらず活用していただければと思います。
目次
タンパク質摂取のお供「プロテイン」
基礎中の基礎なのですが・・・極稀に勘違いする人もいるので一応補足しておきますがプロテインは英語でproteinと書きます。
「proteinを日本語に訳すとタンパク質」。
つまりプロテインの摂取とは肉や魚などを食べるのと同じことなのです。
そしてステロイドを使う上でもっとも大事なのがこのタンパク質です。
ステロイドでいくら同化作用を促進できてもあるべき栄養素がなければ筋肉は作られませんからね。
しかしこのタンパク質の摂取量が厄介で・・・
よく体重✕1.5~2倍と言われていますが、厳密には違います。
人によって吸収率の違いがあることを考慮すると体重✕2~3倍を取るのが確実で理想的なのです。
例えばですが・・・体重が70キロある人であれば必要なタンパク質は140gが最低ラインです。
卵一個のタンパク質が7g程度なので70キロある人が140gものタンパク質を取るには20個もの卵を食べなければいけません。
考えただけでも胸焼けがしてきそうですよね。。。
しかもこれを毎日なのだからコスト的にも身体的にもかなり厳しいでしょう。
更に言うと卵だけでタンパク質補充してたら脂質過多になってしまい無駄な贅肉までついて減量も大変になってしまいます。
なので現実的には肉や魚からもとるのですが・・・やはりある程度の量を覚悟しなければいけません。
そこでプロテインならば胃を圧迫することなく効率よくタンパク質を摂取していけるのです。
筋肥大を最重要する場合のプロテインの選び方
筋肥大を目的とした場合はタンパク質だけでなく炭水化物も非常に重要となります。
炭水化物はタンパク質を運ぶ役割を担っているので炭水化物不足はタンパク質の摂取を活かしきれません。
プロテインはドラッグストア等によくおいてありますが、沢山ありどれを選んでいいかわからない!という方も多いでしょう。
そこで「これでいいや」と適当なプロテインを買ってしまうと炭水化物の少ないプロテインを買ってしまい失敗することがあります。
下の画像は僕が使っている「ビーレジェンド」というメーカーのプロテインですが赤線の部分に注目してください。
炭水化物が3.81グラムしかありません。
筋トレ後に1回に取る炭水化物は最低でも30g以上はほしいので運動後にプロテインを飲むだけでは足りていません。
僕の場合はプロテイン+ご飯やバナナなどのGI値が高く吸収率のいいものを食事からとるのでこのプロテインを選んでいますが・・・毎回筋トレ後に炭水化物を摂るのが苦手な人もいるかと思われます。
疲れすぎてご飯が口に入らない人などもいるでしょうからね。
筋肥大を目的とした場合・・・炭水化物はタンパク質に負けず劣らず重要な栄養素なので高炭水化物のプロテインも合わせて飲むと良いでしょう。
もちろんこれに加えてタンパク質の摂取も怠らないようにしましょう。
お勧めは以下のウェイトアップ用のプロテインです。
大きな筋肉はいらない!細マッチョを目指したい人のプロテインの選び方
大きな筋肉は必要ないのであれば炭水化物をゴリゴリ取っていく必要はありません。
最低限の炭水化物と多めのタンパク質で体重の減少と筋力の増加を狙っていきましょう。
その場合は僕の飲んでるような低炭水化物のプロテインで十分です。
ただし、筋トレ後は必ず30g程度の炭水化物をタンパク質と合わせてとりましょう!
参考までにビーレジェのプロテインは激うまチョコ味、バナナ味、キャラメル珈琲味は美味しかったです。
タンパク質の含有量はどれも差はないので味だけで選んで大丈夫です。
プロテインの飲み方
プロテインは一日3回程度食事の合間に取るといいです。
具体的には朝、筋トレ後、夜寝る前などです。
また仕事が忙しくて食事がとれない時に食事代わりに飲んでも問題ありません。
プロテインは飲み過ぎて体に支障をきたすことはないので体重✕2~3倍に届いてないようだったらドンドン飲んでいきましょう。
限界を超えるためのサプリメント「クレアチン」
クレアチンとはアスリート御用達のサプリメントで、筋力増加、筋トレ効率アップ、筋肥大といった効果の期待できるものです。
栄養素としてはタンパク質の一種ですが、タンパク質のように肉などからの摂取が難しいのです。
必要なクレアチンの量を食事から摂取しようとすると2キロ3キロ近い肉を食べる必要が出てくるので現実的ではありません。
しかし筋トレの質の向上には目を見張る性能を持っているサプリメントで、尚且つコスパもいいので筋肥大や筋力増加を目指すのなら是非とも継続的に摂取していきたいサプリメントとなります。
筋トレ時の「後1回・・・!」という限界をクレアチンはサポートしてくれます。
個人的にはプロテインと同じくらい重要なサプリメントと思いますね。
以下のクレアチンは僕が飲んでいるやつで錠剤が外国産故にデカイのと匂いが強烈なのを除けば成分やコスパは非常に優秀です。
クレアチンの飲み方
クレアチンは筋トレ前後に1~3錠ずつ飲みます(買ったクレアチンによって違う)
上で紹介しているやつであれば一日3錠ずつ飲むといいでしょう。
筋トレ効率アップや疲労回復のサポートに「BCAA」
BCAAはアミノ酸と呼ばれる栄養素が含まれているサプリメントで、アミノ酸はカタボリックの抑制、脂肪燃焼、疲労回復、筋肉合成の促進をサポートしてくれます。
筋トレの質の低下や疲労が残っていては満足行くトレーニングができずステロイドの力を最大限引き出せません。
オキシメトロンやダイアナボルのような強力なステロイドであればBCAAを使わずとも疲れ知らずなトレーニングが出来ることもありますが、アナバーのような弱めなステロイドではガス欠になってしまうこともあります。
またオキシメトロンやダイアナボルでも体力が持たないなと感じることがあれば、BCAAを摂取してみると効率のいいトレーニングが出来ることでしょう。
BCAAは健康維持や日々のバイタリティを回復させる意味でもステロイド抜きに継続的に摂取していきたいサプリメントだと思います。
僕はビーレジェンドのBCAAを飲んでいたのですが・・・どうにも味が受け付けなく飲みにくかったので評価の良い外国のBCAAを飲んでいます。
ただ下のもちょっと癖があるので苦手な人は匂いとか味が苦手かもしれません。。。
BCAAやクレアチンは外国産が優秀なのですがどうにも味や匂いが強烈なことが多いです。
こればっかりは自分の下で確認するしかないのでレビューなどをみたり実際に買ってみて自分に合ったものを探しかありませんね。
BCAAの飲み方
筋トレの一時間前や朝起きてから飲むといいです。
効果が現れるのにちょっと時差があるので運動する少し前に飲んでおくとトレーニングが始まる頃にはいい感じに体が温まってます。
また筋トレ終わりに飲むと疲労回復にも効果があります。
ただ就寝前とかは睡眠の質が落ちる可能性があるので控えましょう。
ちなみに仕事疲れなどにも聞くので栄養ドリンク的な使い道としてもありです。
サプリメントの優先順位は?
特に重要な三種類のサプリメントを紹介しましたが、いきなり全部を摂取するのはちょっと大変・・・という方もいるでしょうから僕なりに優先順位を書いておきます。
まず筋肉にとっての最重要栄養素はタンパク質なのでプロテインはあった方が絶対にいいです。
タンパク質を体重の2~3倍を食事からとるのは並大抵のことではありません。
慣れないと大抵の人は無理なのでプロテインは最重要サプリと言えます。
そして次に重要なのがクレアチンです。
クレアチンは食事から得られない上にトレーニングの質を大幅に向上させてくれるサプリメントです。
クレアチンがあるのとないのとではトレーニングの質が大幅に変わると言ってもいいでしょう。
最後がBCAAです。
BCAAは体力の回復やトレーニングをするためのモチベーションを上げてくれるサプリメントです。
疲れが残っている体では限界まで追い込むことが難しいですからね。
ただ若い人や体力に自信がある人はなくても困らないサプリメントなのも事実です。
なので余裕があったら摂取するくらいの気構えでいいと思います。