ベンチプレス100kgはトレーニーの1つの目標となる重量です。
身長や体重によるので必ずしもそうとは言えませんが、仮に「いい体」や「脱いでも恥ずかしくない体」を目指しているのであれば、その基準としてベンチプレス100kgを目安にするのもいいでしょう。
今回はそんな目安や目標になりがちなベンチプレス100kgについての様々な疑問を紹介していきたいと思います。
目次
ベンチプレス100kgはどのくらいの期間で挙がる?
ベンチプレスは体重、手の長さ、フォームにも左右されます。
なので大学時代にラグビーや柔道をやっていて体重80kg超でもない限りいきなり100kg上げられる人はいません。
そして一般成人男性でトレーニング経験がないのであれば挙げられるようになるのにおおよそ1年前後はかかります。
これは効果的なトレーニングと妥協のない食事やサプリメントの摂取が前提での1年なので、トレーニング経験もなしに数ヶ月~半年で挙げられた!という人は非常に才能と体格に恵まれた人と言えます。
ベンチプレス100kgを挙げるためには?
ベンチプレス100kgを上げるためには必要な事は3つです。
・体重の増加
・正しいフォームを覚える
・最大重量を挙げるためのトレーニング
体重の増加
体重が60kgしかないのに100kgを上げるのは難しいです。
不可能ではありませんが、体重✕1.5kg以上もの重量を挙げるのは3~5年以上の過酷なトレーニングと食生活を続けなければ難しいでしょう。
なので初心者であれば、まずは何はなくとも食事を沢山とることがベンチプレス100kgの第一歩になります。
もちろん、何を食べてもいいから太れというわけではなく、PFCバランスを考えて増量する必要があります。
正しいフォームを覚える
ベンチプレスはシンプルなトレーニングに見えて意外と覚えることは多いです。
特にベンチプレス100kgを目指すのであれば、トレーニング効率の上昇や怪我の防止のためにも絶対に正しいフォームを覚えるべきです。
下記の動画はトレーニング動画の中でも、特に分かりやすい説明になっており非常におすすめです。
ベンチプレスのフォームを完璧にマスターするまでは軽い重量で何度も見直してトライしましょう。
最大重量を挙げるためのトレーニング
ベンチプレスは何も胸だけで挙げてるわけではありません。
腕の力や肩の力も加わっているわけですから、ベンチプレスの最大重量を増やすためには胸以外のトレーニングも怠らないようにしましょう。
そもそも毎日ベンチプレスだけやっていてもオーバーワークになるだけですからね。
ほどよく休息をとり、週に一度は完全休養日を作って効率よく肉体の成長を促しましょう。
ベンチプレス100kgの更に上を目指すには?
多種多様なサプリメントと食事の徹底的な管理、トレーニングの効率化など様々な側面で専門的な知識と長い期間を要求されます。
なのでここから先は理想的な体づくりの範疇を超え、さらなる高みを目指す戦いにシフトすることになるでしょう。
最大重量を10kg挙げるのにも半年~1年はかかるようになる事が当たり前になるので、120~130kg挙げてる人は血の滲む想いをしてその境地にたどり着いているのです。
そしてそこから更に先に進むにはもはやトレーニングと食事には一部の妥協も許されない上に、骨格や身長などといった生まれ持った才能をも問われるでしょう。
アナボリックステロイドならどれくらいで100kgに到達可能か?
アナボリックステロイドを使った場合100kgを超える為のハードルは一気に下がります。
一般成人男性を想定した場合、強力なステロイドであれば2サイクル(半年程度)で到達できるでしょう。
仮に優れた体格の持ち主であれば1サイクル(2~3ヶ月)で到達してしまう人も出てきますね。
大雑把に言えばアナボリックステロイドを使った成長率はナチュラルの超優秀な人くらい早いと言うことです。
ナチュラルとアナボリックステロイドのそれぞれのベンチプレスの伸び率の限界点
ナチュラルであれば100kgを超えてから重量が極端に伸びづらくなり、アナボリックステロイドならば120~130kgが伸び率の低下に繋がる分岐点になります。
ましてや140kg~160kgオーバーを狙うとなるとアナボリックステロイドでも通常のサイクルでは伸び悩みます。
極端な話、1サイクルやっても5kgも重量が伸びないなんてこともありえるでしょう。
つまり、ナチュラルの伸び率の低下が起きるのが100kg前後、アナボリックステロイドの伸び率の低下が起きるのが120kg前後になるということです。