ボディメイクを自重のみで行うことは不可能とまでは言いませんが、色々と現実的ではありません。
やはり効率よくする為にはトレーニング器具は必要不可欠と言えます。
そうすると必然的にジムに通うという結論になるわけですが・・・ジムは大別すれば3種類あります。
初めてのボディメイクではどんなジムが自分に向いてるかわからない人も多いでしょう。
そこでここではそれぞれのジムの仕組みとメリット・デメリットを紹介したいと思います。
目次
パーソナルジムとは?
パーソナルジムはcmで有名なライザップなどに代表される個室型のジムでプライベートジムとも呼ばれています。
個人で経営している所も多く、ボディメイクに関して豊富な知識と経験を持った人が多いです。
メリット
・プロのトレーナーが直接指導してくれる
・食事管理をしてもらえる
・正しいフォームを学べる
・補助による限界までの追い込みが可能になる
・他人がいない
・大きな声を出すのが恥ずかしくない
プロのトレーナーによるワンツーマンの指導によって、筋肥大もしくは減量の的確なアドバイスを貰えるのがプライベートジムの最大の特徴です。
それにトレーニング知識を吸収できるので正しいフォームを身につけ、それ以降はホームジムなりスポーツジムなどにシフトしていくなんてことも可能ですね。
また補助してもらえるので自分でやるよりも遥かに追い込めるのも大きなメリットでしょう。
デメリット
・料金が高い
プライベートジムの最大のデメリットが料金で、ワンツーマンの指導と完全個室なのでとにかく値段が高いです。
お店によって幅はありますが、月額10~30万程度はかかるのでお手軽に・・・とはいきません。
パーソナルジムに向いている人は?
パーソナルジムは初めての筋トレで確実に成果を出したい人や今まで自己流でやってきたけど成果が出ない人にオススメできます。
また食事や筋トレの正しい知識を得るのにも非常に向いています。
それに料金が高いというデメリットも一生モノの財産を得られると思えばそこまで高いものではありません。
1年自己流で筋トレして時間とお金を無益に消化するよりもずっといいですからね。
オススメのパーソナルジム(ライザップ)
まずは言わずと知れたライザップ。
❝痩せる❞ことに関してはここはもう1つの完成形と言ってもいいでしょう。
有名な分値段が高いのですが、その分ライザップ側も妥協をしません。
是が非でも痩せさせにくるので、自分の努力ではどうにもならないという人に向いています。
綺麗に痩せるための筋トレの知識、リバウンドしないための食事の知識を学べるので費用対効果はあるといえます。
オススメのパーソナルジム(ターニングポイント)
創業7年、述べ1000人の入会者を越えて途中退会者0!という確かな実績を持ったプライベートジム。
入会者には30~50歳の方が多いです。
またビフォーアフターが非常にリアルなのが個人的には好感を持てました。
難点としては店舗が少ないことでしょうか。
スポーツジムとは?
ボディビルダーレベルのユーザー御用達のハイグレードな設備を伴ったゴールジムから老若男女が通うようなコナミスポーツクラブまで実に様々です。
あとは市営のスポーツクラブもありますね。
メリット
・一通りの器具が揃っている(ジムによりけり)
・パーソナルトレーナーを雇うことも可能
・月額5000~20000と料金の選択が可能(市営では月額ではなくワンコインなどもある)
・いい体をした人を間近で見れるのでモチベーションアップに繋がる
・様々な人と情報交換したり人との出会いがある(フォームを教えてもらったり役立つサプリメントの情報共有)
スポーツジムは何と言ってもお手軽さが魅力的です。
月額料金さえ払ってしまえばいつでも好きな時にトレーニングにいけちゃいます。
それにゴールドジムや個人が経営しているハイレベルなジムに通えばいい体をした人が沢山いてモチベーションアップにも繋がりますからね。
またジムで友達ができたりすれば、更にジムに行くのモチベーションも上がり楽しくなるでしょう。
後はハイレベルなトレーニングをしている人と仲良くなれば有益な情報を提供してもらえるのも大きなメリットです。
デメリット
・通うモチベーションが続かない事がある
・器具が揃ってない場所では補助が必要なので誰かとコミュニケーションを取らなくてはいけない
・大声を出すのが恥ずかしい
スポーツジムでもっとも多いのがモチベーションが続かないことです。
パーソナルジムならば高いお金を払っているので疲れた体にムチを打ってでも行こうとするでしょうが、月額制のジムだとつい「今日は休もうかな」と甘えてしまいがちです。
そしてそれを繰り返していって結局月額料金を無駄に払っている人は結構多いです。
それに設備があまり整っていないジムだとベンチプレスをやるにも補助がないと危険だったりします。
そういった場所では補助をしてもらうためにも最低限のコミュニケーションが必要ですね。
また大勢の前で声を出してトレーニングをするのが苦手な人には筋トレ効率は良くないでしょう。
スポーツジムに向いている人は?
高いモチベーションを自分で維持できる人、他人とのコミュニケーションや人のいる前で大声を出すのに全く抵抗がない人。
これらに当てはまる人なら間違いなくプレイベートジムに行くよりもトータルバランスに優れているはずです。
なにも高いお金を出さずともレベルの高い人にフォームや筋トレのノウハウを教えてもらっちゃえばいいんですからね。
ホームジムとは?
ホームジムは読んで字のごとく家の中にジムを作ってしまおうというものです。
パワーラックを使ったトレーニング器具の拡張やマルチホームジムなどを買うことにより、多様なトレーニングが自宅でできるようになるなど自分オリジナルのジムが作れてしまうのが特徴です。
またホームジムの作り方も記事にしてあるのでよければ読んでいただければと思います。
メリット
・いつでもできる
・大声を出しても恥ずかしくない
・コストがかからない(初期コストのみ)
・各種トレーニング器具の拡張が可能
ホームジムの最大のメリットは自由であること、大声を出そうがパンツ一丁で筋トレしようが自由です。
そしてコスト面でも長いスパンで見ればプライベートジムやスポーツジムよりも圧倒的に安いです。
3~15万程かければ初心者~中級者がガッツリ鍛える設備を整えることが可能です。
それに「あのトレーニングもやれるようになりたい」と思ったとしてもトレーニング器具を拡張していけばいいわけですからね。
デメリット
・飽きた時に大きな粗大ごみになる
・周りに人がいないのでモチベーションがもたない
・場所を取る(最低でも六畳一間まるまるトレーニング部屋にしなくてはならない)
・パワーラックやバーベルは音が大きい(金属の擦れ合う高音が特にうるさい)ので集合住宅は夜のトレーニングが難しい
・フォームが自己流になりがち
ホームジムはコスト面では非常に優秀な反面、飽きた時は大きな粗大ごみになってしまいます。
懸垂マシン程度でしたら洗濯物を干す代わりにもなりますが、バーベルやパワーラックなどを買ってしまった場合は使いみちもなければ処分するのも大変です。
また一人で延々とトレーニングを続けることになるのでモチベーションが続かないという事もありえます。
それにフォームを教えてくれる人もいないですしね。
ただこれに関してはyoutubeなどで優秀なトレーニーの方々がフォームを丁寧に解説してくれているので観ながらトレーニングすれば解決できます。
あといくら自由な時間に筋トレできるとはいえ、バーベルを使ったトレーニングは深夜では場所によって厳しいです。
大きな音をたてないように注意したとしても金属の擦れ合う音が甲高いので、壁を突き抜けて近隣の人にも聞こえてしまいます。
ホームジムに向いている人?
自分で自分を追い込める人や半年以上トレーニングを継続できた人はホームジムを作っておいて損はありません。
ボディメイクで重要なのは場所ではなく、正しいやり方と続けるモチベーションにあります。
なので続けさえすればもっともコストを抑えられるホームジムが優秀と言えるでしょう。
個人的にはスペースさえ用意できるのならジムに通っててもプライベートジムに行ってても作っておいて損はないと思っています。
オススメのジム活用法
個人的にオススメなのがスポーツジムとホームジムの併用です。
僕はジムに通ってはいますが、家にホームジムも作っているんです。
その利点は家ではできないトレーニングをジムでやり、ジムじゃなくてもできるトレーニングは家でやることです。
こうすることによってジムに通う時間や月額料金の無駄(週末限定会員など)を抑えつつ効率良くボディメイクできるからです。
それにやはり鍛えたいと思った時にいつでもすぐトレーニングに入れるホームジムは優秀ですからね。
これからトレーニングをやりたい人や半年~1年トレーニングしてるけどマンネリ感や停滞を感じてる人には特にホームジムはオススメできます。