SARM(選択的アンドロゲン受容体モデュレーター)は筋肉増強剤としての効果を得ながらも骨格筋にしか作用しないので、副作用がないことから海外のサイトでよくおすすめされているボディメイクアイテムの1つです。
Ostarine(オスタリン)が特に有名で、あの世界的に有名な俳優であるブラッド・ピットもボディメイクのために取り入れていたようです(非公式な情報)
またSARMは非ステロイドなので、ドーピングチェックにも引っかかりづらいというメリットもあります。
その為にドーピング薬として脚光を浴びることになり、実際にSARMは競技の中で使われたわけですが・・・その結果ドーピング検査に引っかかりました。
またドーピングと聞くと個人の判断で使用したと思われるかもしれませんが、実はドーピング薬の開発や使用は国絡みですることも多いです。
そんな国絡みでSARMを使った(可能性がある)ということは、それだけ効果の高さとドーピングチェックを掻い潜れる自信があったのかもしれません。
ただドーピング検査もドーピング薬同様に日々進化を続けているので、そう上手くはいかなかった・・・と言ったところですね。
SARMの効果
端的に言えば、筋肥大、筋力増強、持久力増大などと言った身体能力の向上において大きな効果が期待できます。
しかし人によって効果に大きなバラつきがあり、アナボリックステロイドを使うよりよっぽどいいという人もいれば、そこまで大きな効果は期待できないという人もいます。
SARMはまだ未解明な部分が多い物質群なので、どれだけの効果を得られるのか確証が持てないのが現状です。
なので効果を安全かつ最大限引き出すには知識のあるトレーナーと医師の力が必要になるでしょう。
SARMは副作用がほとんどない?
アナボリックステロイドは強力なアナボリック効果を得られる代わりに骨格筋以外にも作用してしまい、その結果が副作用であり、ケア剤を必要とする理由です。
だけどSARMは骨格筋肉にしか作用しません。
という事はSARMにはアナボリックステロイドで起きうる副作用が起きない可能性が高いということになるのです。
女性化乳房、睾丸肥大、精子の減少、男性型脱毛症などのアナボリックステロイドにおける致命的な副作用は確認されていません。
またホルモンへの影響も少ない事から、アナボリックステロイドのオフサイクル中の繋ぎにも使えます。
アナボリックステロイドでサイクルを組み、PCTを行う際にSARMを使って筋肉の減少or筋肉増強を続ける・・・と言った使い方も可能になります。
SARMはまだ実用段階ではない
副作用が少なく身体能力の向上に使えるのであれば、ボディメイクとしても非常に優秀なアイテムになるのは間違いありません。
でもだからと言って「万能だから是非使うべき」とはなりません。
なぜならSARMにはまだまだ未知の部分も多く、致命的な副作用は確認されていないものの、だからと言って100%安全とも言えません。
日本でも入手しようとすれば入手可能ですが、まだまだ様子見をしておくのが賢明と言えるでしょう。
これからのSARMの開発と研究に期待
もし開発と研究が更に進み、商品として入手が容易くなれば・・・当サイトの掲げているポリシーでもある「誰でも理想の体を手に入れる」事が更に容易になるかもしれません。
副作用もなく、劇的な肉体の変化を可能とするのならば極端な話アナボリックステロイドに取って代わることもあり得るでしょう。
それほどにSARMには可能性があり、さらなる開発と研究に期待したいですね。