「少量のお酒であれば毎日飲むのは健康にいい」
というのは誰でも一度は聞いたことがあると思います。
確かに血行の促進などといったプラス面はあります。
しかしそれ以上にマイナス面が多く、美活はもとより健康的にも控えたほうが良いのです。
目次
ビールが体に良くない3つの理由
ビール単体でも太る原因になる
ビールって意外と高カロリーなのは知っている人も多いと思います。
だから糖質0のビールなどがよくスーパーで並んでますよね。
でも実はビールのカロリーはすぐに使われてしまうので太ることはないのです。
え?だったら飲んでもいいんじゃん!って思うでしょうが・・・
でもこれには大きな罠があります。
ビールを飲んだことによって体はビールを飲んだ分のカロリーを消費するのに必要以上にエネルギーを使います。
どれだけ使うかというと本来消費されるはずだった脂肪が燃焼されなくなるほどです。
例えば・・・
ご飯を食べる→お酒を飲む→体はお酒のカロリーを消費しようと躍起になりご飯のカロリー分を脂肪として蓄えてしまう。
またビール自体に食欲促進効果もあるのでおつまみが美味しくてつい食べ過ぎてしまいます。
おつまみは高脂質で高カロリーなものが多いのでお酒の太る原因はおつまみだ!なんてのはよく言われますね。
筋トレの効果が激減させる
ビールにはテストステロンの抑制効果があります。
テストステロンとはいわゆる男性ホルモンで、このテストステロンが下がるとどうなるのかというと・・・
本来であれば筋トレ後にテストステロンが分泌される事によって筋肉が発達します。
ですがビールを飲むとテストステロンの分泌を阻害してしまい筋肉の発達を妨げてしまいます。
これではせっかくの努力も効果が半減してしまいますね。
筋トレやエクササイズの後のビールは本当に美味しいのですが綺麗な体をつくりあげようとするなら頻度は落とすべきでしょう。
肝臓への負担が増す
筋トレをする人はタンパク質を多く摂るのですがタンパク質って物凄く肝臓への負担が大きいんですよね。
よく筋トレをするのならタンパク質は体重✕1.5~2倍とりましょうと言ってるサイトが多いです。
その点は同意なのですが・・・
実は健康面で考えたら1.5倍程度ならともかく2倍もとると肝臓への負担を考えたら不健康なんですよね。
なのでそこにお酒も加えてしまったら肝臓へのダメージは増えてしまいます。
筋トレをしない人でもお酒は極力控えよう
筋トレをしている人ですらお酒によるマイナス面は多いのです。
では筋トレをしない人はどうなるのか?
・運動をしないので基礎代謝が常に低い状態で、カロリー消費が追いつかなくなりどんどん脂肪を蓄えて太る
・ただでさえ落ちている筋力が更に低下する
・肝臓へのダメージはタンパク質を多くとってなければそれほどでもない
一応肝臓へのダメージという点では筋トレをする人よりかはダメージは少ないです。
しかし、それ以上に筋力の低下やボディラインの崩れや運動不足による内臓脂肪の増加はそれを補って余りあるほどのデメリットなのです。
ましてや30歳を超えると基礎代謝はどんどん低下し脂肪はつきやすく落ちづらくなるのですから。
蒸留酒なら飲める?
こういった記事に必ず出てくるのが蒸留酒の存在です。
よく蒸留酒なら太りづらくテストステロンの阻害もしづらいとの意見があります。
この二点は確かにその通りです。
でも健康的にはやはりマイナスです。
糖質を含まないとはいえ太らないわけじゃないですし、やはり肝臓へのダメージはあります。
飲んでいいかと言われたのならやはり「控えたほうが良い」という答えになるのです。
月に数回なら何を飲んでも問題はない
ここまでお酒のマイナス面を伝えてきましたが、月に2~3回程度でしたら正直全然大丈夫です。
結局ボディラインを崩したり健康に害を与えるのは日頃からの積み重ね。
仕事上がりや風呂上がりの一杯は本当に美味しいですが・・・その積み重ねの犠牲になってしまうものもあるということですね。
また社会人である以上はどうしても付き合いなどがあるし、お酒は美味しいのでたまには飲みたい時もありますよね。
なので上手いこと回数を調整して「禁酒はしないけど極力控える」という方法をとるのが最良ではないでしょうか。