洋ナシ体型とは下半身の皮下脂肪が多く女性がなりやすい体型です。
その反対がりんご体型と呼ばれており、こちらは内臓脂肪が多い人がなりやすい体型です。
どちらにも共通して言えるのはお腹周りから太ももまでの脂肪が多くついてしまっている状態ですね。
そして当サイトでも何度かお腹周りの脂肪を減らす方法を紹介していますが・・・その状態からスリムな体を手に入れるのは生半可な覚悟ではできないということです。
目次
洋ナシ体型が普通にダイエットしても改善されない理由とは?
洋ナシ体型は基本的に皮下脂肪が多い人がなりやすいという特徴があります。
そしてこの皮下脂肪というものは内臓脂肪よりも落としづらく、その上内臓脂肪よりもつきやすいのです。
なので洋ナシ体型の改善とは即ち皮下脂肪を落とせばいいのですが・・・
その皮下脂肪を落とすのにはかなりキツイ食事制限をする必要がある上に、皮下脂肪は一旦落とせても条件次第ではすぐにまたついてしまうんですね。
だから洋ナシ体型は普通に食事制限してストレッチしたくらいでは殆ど改善されないんです。
洋ナシ体型を改善してもすぐに戻ってしまう理由とは?
死ぬ気で食事制限して皮下脂肪を落として、よし!普通の食生活に戻ろう!
しかしただ食事制限しただけでは、数ヶ月後にはまた洋ナシ体型に戻っている可能性が非常に高いのです。
その理由は何か?それは体幹(インナーマッスル)と筋肉(アウターマッスル)にあります。
体幹とはインナーマッスルのことで、分かりやすく言えば目に見えない内側の筋肉を指しています。
実はこのインナーマッスルが弱いのがもっとも皮下脂肪を溜め込みやすくしている元凶なのです。
インナーマッスルとアウターマッスルを鍛えて洋ナシ体型を改善!
表の筋肉であるアウターマッスルも疎かにしてはいけません。
アウターマッスルは目に見えるメインの筋肉なので、こちらが疎かになれば見た目も悪いしやはり洋ナシ体型に戻る可能性も高いのです。
インナーマッスルを鍛えることによって皮下脂肪のつきづらい体を作り出し、アウターマッスルを鍛えることによって見栄えのいい体を作る。
本当の意味で洋ナシ体型を克服したと言えるのは体の二種類の筋肉を鍛えられて初めてなし得るのです。
インナーマッスルの鍛え方
インナーマッスルに関してはそこまで器具を必要とはしません。
よくネットで紹介されているドローイン、プランク、レッグレイズでお手軽に鍛えられます。
特にドローインは腹式呼吸をしているだけなので、カラオケが好きな方などは自然と鍛えられていることもありますね。
またプランクやレッグレイズと言ったトレーニングは日常的にできるし、ジムに通ってる場合はトレーニング前のウォーミングアップがてらにやると更に効率的です。
アウターマッスルの鍛え方
次にアウターマッスルに関してはある程度設備の整った環境でないと鍛えるのが難しいです。
自重によるトレーニングは初心者がどこでても手軽に鍛えられるように思われがちですが・・・
実は自重トレーニングは初心者向けどころか上級者向けのトレーニングです。
なぜなら自重で適切な負荷をかけらるのは初心者には難しく、体の筋肉を上手く使えない内はマシンに頼ったトレーニングで筋肉の使い方や追い込み方を覚えるべきなのです。
大は小を兼ねる!実はアウターマッスルだけでも洋ナシ体型は改善される!?
・・・とここまでインナーマッスルの重要性を問いてきましたが、実はアウターマッスルのみでも洋ナシ体型を改善されないことはありません。
なぜならアウターマッスルを鍛え抜けばある程度インナーマッスルも鍛えられるからです。
だから小難しいことは考えずにジムでもホームジムでもウェイトトレーニングをしっかりとやってれば洋ナシ体型は改善されるんですね。
もちろん、インナーマッスルを鍛えるトレーニングと併用していくのがもっとも効果的ではあるのですが。
ただ優先順位としてはアウターマッスル→インナーマッスルの順番なので、疲れていてトレーニングがはかどらないなと思った日はアウターマッスルを優先しましょう。
洋ナシ体型になりやすい食事とは?
人の体は摂取した栄養素によって脂肪や筋肉がつきますが、実は摂取した食材によってつきやすくなる脂肪の種類も変わってくることもあります。
例えば精白された白米はGI値が高く、摂取すると血糖値の上昇が急激です。
そして急激な血糖値の上昇は脂肪がつきやすいのですが、その中でもお腹まわりは特につきやすくなってしまうのです。
他にも脂質においては洋菓子やマヨネーズなどは太もも周りにつきやすい等など・・・
このように同じ炭水化物でも同じ脂質でも質次第で脂肪の付く場所がある程度変わるのです。
洋ナシ体型になりづらい食事とは?
洋ナシ体型にならないor戻らないためには食生活を変えていくことも大事です。
炭水化物であれば、白米ではなく玄米にするとかオートミールにする、お菓子を食べたい時は洋菓子の量を減らして、和菓子にするなどの対策が効果的です(和菓子の方が脂質が少ない傾向にある)
ただ白米を全く食べないのではなく、お昼だけ白米とか運動後は白米にしたり、または日替わりで白米を取り入れていってもいいです。
血糖値の上昇が早い=悪ととらえられがちですが、ワークアウトやボディメイクという面からみると実はいいこともあるんです。
例えば運動後は血糖値の上昇しやすいGI値の高い食品の方が吸収が早く、疲労回復や筋肉の成長を効率的に促してくれます。
なのでワークアウト後は高GI値食品を食べて、朝や夜は低GI値食品を食べるなど分けるとより良いですね。
洋ナシ体型とオサラバするためには?
最初にすべきことはダイエットではなく筋肉をつけることです。
どうしても筋肉をつけたくない人はせめてインナーマッスルだけでも鍛えましょう。
そして同時に洋ナシ体型になりやすい食事を避けていけば洋ナシ体型脱却の第一歩を踏み出せます。
・・・そうなんです、食事と運動はまだ第一歩。
洋ナシ体型とオサラバするためにはこれに❝継続力❞も加える必要があるのです。
ただ、食事と運動を続けていければいずれは必ず洋ナシ体型とオサラバできます。
またより効率を求めるのであればサプリメントやダイエットピルを併用していきましょう。