ある海外のボディビルダーはこう言っています。

“今君のポケットに10ドルあるのならばサプリメントなんて買わずにスーパーに行くべきだ”

ボディメイクをする上で最も大事なのが食事であり、どれだけ優れたサプリメントでも天然の食材には敵いません。

サプリメントはあくまで補助食でしかないのです。

なのでここでは日本全国どこのスーパーでも手に入るボディメイクをする上で役立つ食材を紹介していきます。

増量時に役立つ食材

増量時はとにかく沢山食べなければいけません。

でも沢山食べるのって思っている以上に大変なんですよね。

それに闇雲に食べて脂肪がつきすぎると今度は落とすのが大変になり効率もよくありません。

そこで炭水化物、脂質、タンパク質と種類別に分けた優秀な食材を紹介していきます。

炭水化物編

炭水化物は増量時においてはタンパク質以上に大事なものです。

タンパク質がなければ筋肉が作られないけれども炭水化物がないとそのタンパク質を効率よく筋肉へと運べません。

そして炭水化物と言えば白米をイメージする人が多いかもしれませんが、米はGI値(81)が高く、脂肪がつきやすいんですよね。

そこでお勧めなのがパスタ。

パスタはGI値(65)が低く脂肪がつきづらいにも関わらず豊富な炭水化物を摂取できちゃうのです。

増量期は大量の炭水化物を長いスパン摂取するので、このGI値の差が後になってボディブローのように効いてくるんですよね。

それにパスタは安価で手に入り調理も楽なので炭水化物の摂取にはとにかくオススメできる一品です。

タンパク質編

タンパク質はボディメイクにおける要、最重要栄養素の1つです。

そのタンパク質を効率よく摂取するためにプロテインを飲むわけですからね。

でもプロテインにばかり頼っていては綺麗な体つくりはできません。

加工されたタンパク質はどう逆立ちしても新鮮なタンパク質には敵わないのです。

そこでタンパク質の補給にお勧めなのが卵です。

卵は一個あたり7g程度のタンパク質を補給でき、尚且つ食べやすく調理もしやすいですね。

増減量共に汎用性の高さがピカイチなので、僕はいつも200個程度を画像のようにダンボールで買ってストックしています。

脂質編

脂質は結構おざなりにされますが、筋肉を形作る上では重要な栄養素の1つです。

しかし油などに含まれる良くない脂質ばかり摂取してると脂肪も沢山ついてしまいます。

そこで役立つのがココナッツオイルです。

画像のココナッツオイルは僕がよく使っているやつで、脂肪になりづらい脂質が豊富に含まれています。

増量期だけでなく減量期の最後の一絞りで炭水化物OFF時にも非常に効果的です。

ただ上の画像のココナッツオイルは味に癖があり、アマゾンでしか売ってないんですよね。

まあ、ココナッツオイルは割りとなんでも良いので近場のスーパーで似たようなのを買えばいいと思います。

増量時の食事のコツ

筋肉を大きく出来ない人の原因の9割が食事不足です。

その理由は・・・

・忙しくて食事がとれない

・つい食べるのを忘れてしまう

・お腹に入らない

などが多いですね。

そこで食事をとるコツとしてタイマーが有効です。

人という生き物は決め事があるとそれを体が覚えてくれます。

食が細くても食べるのを忘れてしまう人でも“時間が来たら食べる”というのを体に覚え込ませればルーチンのように食べれるようになります。

なので食事管理が甘いなと思ったらタイマーをセットしておくと上手く行くかと思います。

減量時に役立つ食材

減量は方法にもよりますが、食べられるものがわりと制限されてしまいます。

でもだからといって何も食べないと脂肪と一緒に筋肉まで落ちてしまって良い体は作られません。

そこで綺麗に痩せるための便利な食材を紹介してみます。

炭水化物編

減量時は何かと悪者にされがちな炭水化物ですが、いきなり完全カットしてしまうと脂肪が途中で落ちなくなってしまいます。

なので最初は適度に摂取しておくべきです。

そこで役立つのが玄米やオートミールです。

どちらもGI値が低く、ダイエット初期では効率よく脂肪を落とすための優秀なパートナーになります。

体脂肪率が落ちてきたら摂取量を減らしてカロリーも減らすと停滞期知らずなまま痩せることも可能になるでしょう。

タンパク質編

増量時同様に卵でもいいのですが、卵は脂質もそれなりに入っているのでそこがネックな所です。

かと言って黄身を捨てるのは勿体無いですからね。

そこで役立つのが牛モモ肉です。

もも肉は脂質が殆どなく、タンパク質も豊富なので減量時にもっともお世話になる食材になるかと思います。

後は定番の鳥のささみも優秀ですね。

ただ僕はささみはあまり食べてなく、その代わりに減量時も卵をバンバン食べます。

これはクレンブテロールやリオチロニンを使って減量する事が多いので、多少の脂質をあまり気にしてないというのもありますね。

脂質編

減量時における脂質はゼロ付近までカットしてしまう人も少なくありません。

それだけ減量時における脂質は優先順位が低いともいえます。

ですが適度に補給しておいたほうが、停滞期の防止や筋肉の低下を防げるのである程度は取るべきでしょう。

そこで優秀なのがアーモンドナッツです。

脂肪になりづらい脂質を豊富に含んでおり、減量時に停滞しないための脂質補給になってくれます。

また増量期で紹介したココナッツオイルも炭水化物を著しく減らした際に摂取すると筋肉のハリ・ツヤを維持するのに優秀です。

減量時の食事のコツ

減量で失敗しないためには常にカロリー計算をしておくことが大事です。

人の頭はどうしても自分に都合よく考えてしまう生き物なのでカロリーを少なく見積もってしまうんですよね。

そうならないためにはカロリーのチェックや計算を怠らないこと、そしてそのカロリーの質をチェックすることです。

いくら低カロリーでもお菓子ばかりでは綺麗には痩せれませんし、逆にどれだけ優秀な食材でもカロリーオーバーしてしまえば脂肪は減らないのです。

まとめ

今回はスーパーで買える食材に焦点を絞って紹介しましたが、コンビニや薬局でも優秀な食べ物は沢山あります。

ローソンで売っているスモークチキンやブランパン、薬局だとプロテインバーとかはダイエットにはもってこいですね。

ボディメイクは9割が食事で決まってしまいます。

だから多少トレーニングを妥協しても食事は妥協しない!の精神でボディメイクに励みましょう。