アナボリックステロイドは肉体を劇的に変化させる強力なボディメイクアイテムで、その効果はチートと呼んでも差し支えありません。
ゲームに例えるのなら※PAR(プロアクションリプレイ)みたいなものです。
だけどPARは上手く使わないとバグって進行不可能になったり、ゲームデータが飛んでしまうことがありますよね。
それと同じでアナボリックステロイドも使い方を間違えてしまうと取り返しのつかない自体になりかねません。
安全に使うためにもこれから紹介する5つの項目は必ず守りましょう。
ケア剤を用意しない
オキシポロンやメダナボルのような強力なアナボリックステロイドでも副作用もなくサイクルを終えることは珍しくありません。
使用量や期間にもよりますが深刻な副作用に関しては起きるほうが稀です。
でもだからこそ「短期間なら大丈夫」「この前ケア剤なしで平気だったから今回も平気だろう」と❝甘え❞が生じてしまうんですね。
車と同じで「~だろう運転」は事故の元です。
万が一に備えてケア剤は必ず用意しましょう。
服用量とサイクル期間を守らず服用し続ける
海外のボディビルダーの悲惨な副作用の症例の原因は9割以上がこれです。
正しく使えれば超強力という事は、正しく使えなければ超危険ということです。
アナボリックステロイドの副作用で、突如としてアロマ化が手に負えない時点まで進行したり、髪の毛がいきなり全部抜けたり、突然全身にニキビが出来たりはしません。
よっぽど許容量を上回って使っていない限り、先に副作用の❝兆候❞が出てくるものです。
その兆候が出ているのにも関わらず、使用し続ければ悲惨な状態になるのは目に見えているんです。
だからアナボリックステロイドの服用量は必ず守り、またサイクルは多くても年2回に留めましょう。
意味のないスタックをしてしまう
例えばオキシメトロンとクレンブテロールをスタックすれば体脂肪率を下げながら筋肥大を狙えるのでは?と思われるでしょうけど・・・このスタックには意味がありません。
なぜなら筋肥大と体脂肪減少を同時に最大効率で狙うことはないからです、仮に出来ても7:3くらいの割合でしょう。
筋肉増強系と減量系のステロイドのスタックは反発しあっていて無意味なのでやめましょう。
基本的にスタックのセオリーとして効果が重複しない、効果が反発しない組み合わせを選ぶ必要があるのです。
パンプアップを感じるまでトレーニングしてしまう
強力なステのサイクル中はパンプアップをあまり感じることができません。
だからパンプアップを感じられない=追い込めてないと錯覚しやすいんですね。
そうなるとパンプアップを感じれるまで追い込もうと思ってしまう人がでてきます。
でもパンプアップを感じるまでトレーニングする=オーバートレーニングになってしまうのです。
オーバーワークは怪我だけでなく、カタボリックにもつながって何もいいことはありません。
サイクル中はパンプアップにこだわらずに、組んだプログラムを終えたらしっかりと休息をとりましょう。
肉体を客観的に評価できない
普通であればボディメイクはある程度大きい体を手にしたら満足することが殆どですよね。
しかしトレーニーはより大きく、より大きく・・・と歯止めが効かなくことが往々にしてあるのです。
筋肥大の追求は美への追求と同じです。
美への探究心に終わりなど無いと言えば聞こえはいいかもしれないですが、行き過ぎれば病気でしかありません。
誰がどう見ても❝大きい❞のに本人は小さく感じる、ある種の身体醜形障害にかかっているようなものですからね。
そしてその為に、薬の乱用、サイクル無視・・・そんな事をすればその果てには破滅しかありません。
そうならないためにも客観的な視点も常に頭に入れておくことを忘れないようにしましょう。