オキシメトロンやダイアナボルなどの強力なアナボリックステロイドを使う際に起きる可能性のある副作用の中に男性化と男性ホルモンの生成能力の低下があります。

男性化はそうそう起きる副作用ではありませんが、男性ホルモンの生成能力の低下はほぼ確実におきます。

その為少し長めのサイクルをやりたくても副作用が強く出て止めざる終えない事も多々あります。

また男性化作用は非常に怖い副作用でもあり、ケア剤を使う事になる事態そのものもできれば避けたい所です。

そこでプロビロンを使うことによって男性化の確率ダウンに保険をかけたり、男性ホルモンの低下を起こさずにサイクルを終えることも可能になるのです。

プロビロンとは?


プロビロンは、有効成分メステロロンを含有する医薬品で、主に男性ホルモンが足りないことによって起きる男性不妊症に使われています。

具体的な効果としては精子の生成能力の促進、タンパク質同化作用を促進する役割があります。

プロビロンを筋肉増強目的で使うメリット

プロビロンは男性ホルモンの低下を抑えるだけでなく、男性化作用の予防にも期待できます。

つまり強力なアナボリックステロイドを使用しつつも、副作用の発症確率を抑える事ができるわけですね。

副作用の確率が下がれば必然的にPCT(回復サイクル)の期間短縮が出来たり、ステロイドサイクルの長期継続を図る事も出来たりもします。

またタンパク質同化作用もあるため筋肉増強に使うことも可能で、場合によってはPCTに使う事で本来であれば筋肉の低下が起きやすいPCT期間中も筋肉を維持していくといったことも不可能ではありません。

ちなみに海外のプロボディビルダーは膨大な筋肉量を維持するために、PCT期間中も筋肉を落とさないよう副作用の少ないステロイドを入れていたりしますね。

プロビロンとケア剤の違い

ではプロビロンがあればPCTやケア剤は必要ないのでは?と思われるかもしれませんが・・・そうとはなりません。

プロビロンはケア剤ほどピンポイントに効果を発揮出来ないので、ケア剤は必ず用意しておく必要があります。

あくまでプロビロンは❝サイクル時の保険❞にしか過ぎなく、ケア剤としては完璧ではないのです。

プロビロンはスタック向きのステロイド

プロビロンは男性化作用の予防や男性ホルモンの低下を抑える保険としてスタックして使っていくのがもっとも効果的です。

なので基本的にはオキシメトロンやダイアナボルのような副作用の強いステロイドと一緒に使う事がプロビロンの効果を最大化出来るでしょう。

逆に副作用の弱いステロイドと組み合わせるのはプロビロンのアナボリック効果の低さからそこまで意味がありません。

プロビロンの使い方

ステロイドサイクルに合わせて毎日2~3錠服用します。

PCT時に使う場合も同じように服用を続けましょう。

プロビロンの副作用

副作用の1つとして持続性勃起が現れる場合があるようです、ただ基本的には何か大きな副作用は確認されていません。

でも万が一何かしらの異変を感じるようでしたら服用を中止しましょう。

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