良く夜(深夜)に食事を取ると太ると言われていますよね。
これって本当なの?嘘なの?
実はこれ嘘とも本当とも言えるんです。
それは一体どういうことか?その理由を説明していきたいと思います。
目次
夜に食べると太るのは嘘ではない
夜、特に深夜帯はインスリンの分泌量が上がると言われています。
そしてインスリンは「肥満ホルモン」とも呼ばれており、分泌量が多いと優先的に脂肪を溜め込もうとしてしまいます。
夜ご飯を食べると太るというのが嘘ではない根拠はここにあるんですね。
でもだからと言って夜ご飯を抜く事がダイエットにおいて正解か?と言われるとそれは全く違います。
夜ご飯を抜いて朝食べる方が圧倒的に脂肪を溜め込みやすい
まず、夜ご飯を抜いてしまうと朝まで食事の間が長くなりますよね。
でも食事と食事の間をあまりにも空けすぎると人の体って必要以上に脂肪を溜め込むようにできています。
だから夜ご飯を食べないで空腹状態を我慢すると朝になって食事を取った時に脂肪を沢山溜め込もうとするんです。
ただ夜ご飯を抜いてしまう方法が痩せないというわけではなく、夜ご飯を抜いた方が総摂取カロリー的には一食分減るので体重は減ります。
しかし長時間の空腹は筋肉をエネルギーとして分解してしまい、更に食事を取った際に優先的に脂肪を溜め込んでしまいます。
するとどうなるのか?
体重は軽くても筋肉がなく脂肪の多いダルンダルンな体型になってしまうんですね。
つまり、夜ご飯を抜くと体重計の数字は落とせても綺麗な体とは程遠くなってしまうということです。
綺麗に痩せるためには深夜でも食事は取るべき
綺麗に痩せるためには食事は最低でも3食は取るべきです。
確かに深夜帯の食事は脂肪を溜め込みやすいですが、それも少し工夫を凝らすだけで脂肪を溜め込まずに食事を取ることはそう難しくありません。
例えば仕事が忙しくて12時を回る程遅い時間に帰宅したのなら・・・白米などは避けてオートミールや消化しやすいバナナにして、おかずは低カロリーのサラダチキンにすれば脂肪を溜め込まずに筋肉の分解も防げます。
オートミールは作るのもそこまで手間ではないし、バナナやサラダチキンなどは作る手間すらありません。
それにオートミールやバナナは消化吸収が早く、就寝までのインターバルも30分程度もあれば十分です。
深夜に食べて良い物の選び方
よく低カロリーのものは深夜帯に食べてもいいと言われていますがそうではありません。
なぜなら上でも言ってるように重要なのはカロリーの総量ではなく、カロリーの質にあるからです。
だからいくらカロリーが少なくても脂質が多い、炭水化物が多い、消化吸収が遅い、GI値が高いものはよくありません。
なのであまり食べなければカロリーは多くないとうどんやそばに手を伸ばすよりも多少カロリーが高くても、消化吸収が早く血糖値の上昇しづらいオートミールやバナナの方がいいんですよね。
優先順位としては・・・低糖質低GI値食品→高タンパク質食品→低カロリー食品の順に食べるものを選ぶべきです。
またカロリーは全く気になしくてもいいわけではなく、大体500kcl程度には押さえておきたいですね。
高タンパク質食品は太りづらいですが、消化吸収にはそこそこ時間がかかってしまうのです。
消化しきってない内に寝てしまうと体への負担が大きいので、太る云々よりも体へのダメージという意味合いでカロリーの制限をもうけておきましょう。
夜食べると太るのは本当か?まとめ
・夜食べると太るのは本当
・夜食べない方が痩せれるが脂肪の多い体になる
・夜でも深夜でも食べた方が綺麗に痩せれる
・深夜に食べる場合はカロリーの数字ではなく、カロリーの質を重視すべき
結論としては夜食べると太りやすいのは本当だけど食べないのは良くないということですね。
ただ個人的には深夜帯の食事による脂肪の蓄積量は大した事はないと思っています。
例えば、総摂取カロリーを200kcl減らすのと深夜帯における食事を制限するのでは前者の方がダイエット効果は高いはずです。
それに基本的に痩せる為の秘訣は時間帯でも食べる量でもなく、食べる質にあります。
食べるものの質を考えてダイエットに励めば、どんな時間に食べても綺麗に痩せていくことは可能なのです。