腰の脂肪やお腹周りの脂肪って気になる人は多いと思います。

グーグル検索で「腰の脂肪 落とし方」などを検索すると腰を鍛えるエクササイズが山のように出てきますが・・・

実はこれ・・・ほとんど効果ありません!

厳密に言えば脂肪のつき方次第では軽いエクササイズでも落ちる人もいるかしれません。

でも99%の人は満足行く結果を得られないでしょう。

腰の脂肪やお腹の脂肪って体の他の部分に比べて特殊な脂肪です。

お腹周りは内臓が詰まっており他の部分に比べて脂肪がつきやすく圧倒的に落ちづらいのです。

きちんとした方法で落としにかからないとまず落ちません。

お腹周りや腰の脂肪の正しい落とし方

それじゃどうしたら腰とお腹の脂肪を落とせるのか?

それを4つの項目に分けて説明しようと思います。

脂肪である以上はそのメカニズムを正しく理解できれば落ちない脂肪など存在しません

部分やせは絶対不可能

まず初めに知っておいてもらいたいのは部分やせは不可能だということです。

気になる部位を鍛えたらソコが痩せると勘違いしている人は本当に多いのですが・・・

残念ながら人体の構造上部分やせは不可能なのです。

その理由は脂肪の落ちる順番にあります。

脂肪は落ちる順番が決まっている

人の体には脂肪がつきやすい順番落ちやすい順番があります。

人体は内蔵など重要な器官がつまっているお腹を中心にそこから離れていけばいくほど脂肪が付きづらく落ちやすいです。

逆に中心に近づけば近づくほど脂肪はつきやすく落ちづらいのです。

つまり、脂肪の落ちる順番はこんな感じになります。

手や足→ふくらはぎ→腕→太もも→顔周り→お腹と腰周り

といった感じで落ちていきます。

女性と男性や個人差で多少前後することはあるけど基本的にはこの流れになります。

そして次に重要なのが脂肪のつきやすい順番。

なんと脂肪のつきやすい順番は落ちる順番とは真逆になります。

中途半端なダイエットはダメ

お腹周りは脂肪がつきやすく落としづらい。

ということは中途半端な食事制限で中途半端に体重が落ちてしまいお腹の脂肪が落ちきる前にダイエットをやめたとします。

するとどうなるか?

次に太る時はお腹から脂肪がついてしまいます。

これを繰り返してしまうことによりお腹周りだけだらしないひょうたん体型が出来上がってしまうのです。

胃下垂の人はダイエットより先に筋肉をつけよう

胃下垂でお腹周りがでっぷりしてる人は腹直筋の筋力が足りなくて胃が下に下がってしまっている状態です。

これではいくら痩せようと胃でお腹がでてしまってるのでカッコ悪いですよね。

この場合は痩せることは一旦諦めましょう。

まずは筋力をつけることで胃を元の位置に戻してあげるのです。

その為には太るつもりで食事をとり筋力を強化して胃の位置を元の場所に戻す必要があります。

正しいお腹周りの脂肪の落とし方とは?

食事の正しい知識筋トレは絶対不可欠です。

そうでないとガリガリにやせ細ることは出来ても綺麗な体には程遠くなります。

この記事をここまで読んだ方の中には

「手足はスラっとしてるのにお腹周りだけだらしないなあ」

と感じてる方も多いのではないでしょうか?

それは筋力不足が問題になっているからなのです。

筋力が不足してしまえば胃下垂になったり重要な器官が詰まってる内蔵周りはただでさえ脂肪がつきやすいの部分なのです。

 

そしてメリハリをきちんと付けることが大事です。

筋力を付ける期間とダイエットの期間をわけて筋肉をつける期間は多少脂肪が増えてしまうのも気にせずしっかりと食事をとりましょう。

そしてダイエットを一旦始めたのなら絶対に途中で諦めないことです。

お腹周りの脂肪の落とし方まとめ

・部分やせは不可能

・脂肪の落ちる順番でお腹と腰回りは最後

・ダイエットをやるのなら徹底的に

・胃下垂の人はまず胃の位置をもとに戻すことから

またお腹周りの脂肪はよくある腹筋や腰回しくらいのような簡単なエクササイズだけでは絶対に落ちないと認識しておきましょう。

上記の4点をちゃんと認識して食事制限と筋トレを並行していけば必ず頑固なお腹周りの脂肪は落とせます。

最後に・・・

ダイエットは一歩間違えれば健康的な被害や期待通りの成果が出ないことによって、体を壊してしまったり度重なる失敗で精神を病んでしまうこともあります。

またお腹周りの脂肪というダイエットにおけるラスボスは特に強敵です。

やりぬくための根性や意志は必ず要求されるでしょう。

しかし!根性や意志があれば倒せる相手でもありません。

やりぬく意志科学的で理論に基づいたやり方という両方の側面が絶対に必要なのです。

そして正しい方法で最後までやれば必ず成果が出るように人の体はできているのです。