ジャンクフードとはジャンク(ゴミ、からっぽな)フード(食べ物)です。
ポテトチップス、ポッキー、ハンバーガーなどの化学調味料にまみれて栄養素が抜け落ちてしまった食品とかですね。
これらはカロリー自体は書かれているものの、栄養素としては非常に質が悪く体への影響は決していいものではありません。
だからか近年はオーガニック食品と言われる化学調味料を極力使わず、大自然のものを取り入れた料理もたくさん作られています。
オーガニック専門店なんかもあるくらいですからね。
さて・・・では本題ですが「ジャンクフードは食べてはいけないのか?」あるいは「ジャンクフードを食べる必要性はあるのか?」を考えてみましょう。
ジャンクフードは食べないと体が弱くなる!?
オーガニック食品って体にいいんですよね。
栄養素たっぷりの食品に化学調味料がないお陰で体への負担が少ないのです。
ジャンクフードを食べてお腹をくだした人はいてもオーガニック食品でっていう人はそういませんよね。
それくらいオーガニック食品は美容健康にいいものなのです。
では一生涯オーガニック食品を食べ続ければ人はより美しくより健康でいられるのか?と言われたのならNOです。
オーガニック食品を食べ続ける弊害として体が悪いものへの抵抗力を失ってしまうという事があるのです。
例えば・・・1年以上オーガニック食品だけを食べ続けた人がハンバーガーなどの化学調味料にまみれたものを食べたとします。
恐らくその人は吐き気、頭痛、腹痛などの何かしらの症状が出るでしょう。
それは体がクリーンなものに慣れすぎたせいなのです。
滅菌室で暮らし続けた人が外の世界で暮らすと病気にかかりやすくなるのと同じようにクリーンな食事ばかりを取っていれば体は悪いものへの免疫を失ってしまうのです。
そんな状態では震災、事故などで特殊な環境下に置かれた時にジャンクフードへの抵抗を持っていないと適者生存が難しくなってしまいますよね。
美容健康とは体をより強靭にしていくことであり、決していいものを取り続けて体を甘やかすことではないのです。
ジャンクフードにもいい所はある
ジャンクフードの最大の魅力は「美味しい」ことです。
僕たちは行きていく上で快楽を求めています。
ボディメイクで理想の体になって喜ぶのも人に賞賛されるのも全ては快楽のため。
だから食事に対しても快楽を求めたいですよね。
美味しいものを食べるのが何よりも好きだという人もいるでしょうし、たま~にジャンクフードを食べたくてたまらなくなる時もあると思います。
栄養素的にも健康的にも何一ついいことがないジャンクフードかもしれないけど・・・
「美味しさ」という快楽はそれを補ってあまりあるものではないでしょうか?
それに悪いものをあえて体内に定期的に取り込むことで免疫を作ることができます。
強靭な体を作り上げるためには悪いものをあえて取り込むという事も大事なのです。
ジャンクフードとの上手な付き合い方
タバコ、お酒、嗜好品と呼ばれるものは大抵悪いものばかりですが、それも向き合い方1つで全く変わってきます。
僕はタバコも、お酒も、ジャンクフードも分け隔てなくやります。
ただその頻度が重要なのです。
タバコやお酒は旧友の飲み会や付き合いなどで(月に一回あるかないか)
ジャンクフードは2週間に1回くらいはラーメンやハンバーガーなどを食べます。
それでも体脂肪率は一桁を維持できるし、健康状態も常に良好です。
そして何よりメンタルが常に良い状態で保てるのです。
タバコもお酒もその場の雰囲気に合わせてやった方が何かと都合がいいこともありますよね。
「自分は飲めないんで・・・」とかではどうしても周りとの協調性を失ってしまうこともあるのです。
またジャンクフードにしても友人や会社の付き合いで自分の好みに合わせてるようではいい印象は与えられません。
こんな事を繰り返してると自然と周りから人がいなくなっていき「何故誰も自分を理解してくれないのだろう・・・」なんて事で頭を悩まなくてはいけません。
だから少し気が乗らなくてもほんの少し人に合わせてあげましょう。
それだけで自分も周りもいい環境を作り出せるのです。
大事なのは何かに固執しすぎず、幅広い視野で物事を見ましょうってことですね。
あたり前のことかもしれませんけど・・・これが中々難しいものなんです。
現にアナボリックステロイドを偏見の目で見る人は後を絶ちませんし、体を鍛えてるってだけで偏見の目を向けちゃう人もいるくらいですから。
まとめ
ジャンクフードは健康面で言えば食べないに越したことはありません。
しかし長期にわたる「良いものだけを取り続ける生活」も最良の選択肢とはいい難いでしょう。
根っからのジャンク嫌いならば無理に取る必要性はありませんが、新鮮でオーガニックな食品にこだわり続けるのも考えものです。
ジャンクフードに限らず安い食用油やジュースに含まれるスクラロース、アセスファルムkなどの人工甘味料だって体には良くはないです。
でもそれを神経質に避ける必要はありません。
体に悪い者はときに人の体を強靭にしてくれるのです。
「食べたいものを食べる」
シンプルではあるもののこういった食への欲望を長年に渡って押さえ込むのは精神的なストレスに繋がります。
そのストレスは結果的に理想のボディメイクを遠回りすることになってしまうんですね。
良い物をとりつつも悪いものを毛嫌いすることなく、食べたい時は食べてしまおう。
そんな考え方のほうが返って健康な体と強靭な精神を作り出せるのです。