ダイエットで失敗する人の多くは「食欲に勝てない」から失敗している事が大半です。
極論を言ってしまえばアンダーカロリーにさえできれば太る人はいません。
でもそんなのわかってる人がほとんどですよね。
「わかってはいるけど・・・我慢できない!」
それだけ食への欲求は人によっては抑えがたいものなのです、だから自分の意志の力でコントロールできないのも別におかしなことではありません。
これから紹介するコントレイブは人の意志の部分をコントロールしてくれるのです。
目次
コントレイブとは?
コントレイブはアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可された食欲抑制剤の一種です。
主に肥満治療のために開発された薬で、過食する人の脳に直接作用して食欲のバランスをとってくれます。
同じ食欲抑制剤にサノレックスやロルカセリンなどがありますが、それらとの比較は後述しているので合わせて読んでいただければ幸いです。
コントレイブはどんな人に向いてる?
肥満度の高い人+運動が苦手orできない+食欲がコントロールできない人です。
ダイエットの基本は食事制限であり、これはどんなダイエット方法でも絶対に変わることはりありません。
コントレイブは食欲のバランスを整え正常にコントロールしてくれるので自然と暴飲暴食が減り体重の減少へと繋がるのです。
余談になりますが・・・日本ではダイエットは「意志の力」の認識が強く、医者はよっぽどのことがない限りは肥満解決に医薬品を出してはくれません。
食欲抑制剤は副作用が強いので医師としては正しい判断かもしれません、ですが人は健康なだけで幸福に生きれるという単純な生き物ではありません。
それに「患者任せの肥満治療」は最悪の場合糖尿病になって取り返しのつかない可能性があります。
また意志が弱いから痩せられないという根性論にも僕は疑問を感じます。
人の意志の強さには優劣があって当たり前だし、弱いからと言って強くなることを強要されるべきではないと思っています。
それに意志が弱いのなら弱いなりの解決方法を探すという選択肢もあるのです。
コントレイブはどんな人に向いていない?
コントレイブは中肉中背の人やそこまで肥満体型ではない人が使うのはあまりオススメしません。
痩せている人やそこまで肥満体型ではない人は、ある程度の食事制限ができているか食べる量が特別多くないのでコントレイブを使うメリットが少ないです。
体脂肪率が大して高くなかったり、更なる体脂肪減少を狙うのならコントレイブよりもクレンブテロールやリオチロニンの方が間違いなく優秀でしょう。
またコントレイブの特性上、過剰な脂肪減少目的で使うのは美しさや健康を維持するための筋肉を大幅に犠牲にしてしまいます。
なので脂肪は落としたいけど筋肉は落としたくないという人にも向いていません。
ロルカセリン、サノレックスなどの食欲抑制剤との比較
サノレックスは日本でも有名な食欲抑制剤なので名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
サノレックスは妻が昔使ったことがあるのですが・・・副作用が強く(不眠、情緒不安定、心機能に対する重大な負担の可能性、依存性)とても継続的に使用できるのもではありませんでした。
そもそもサノレックスは成分としては覚せい剤と似ていて精神的な依存性が高いので僕はあまりお勧めしないです。
ロルカセリンに関してはFDA(アメリカ食品医薬品局)の許可は降りているもののまだ日本で発売されていません。
認可はされているのでいずれ日本で買える日も来るでしょう。
ただロルカセリンはサノレックスよりも成分的には安全ですが食欲抑制効果は低めなのが気になるところではあります。
なので現時点では食欲抑制剤の中ではコントレイブがもっともトータルバランスに優れていると思います。
コントレイブの使い方
1週間目は朝に1錠。
2週間目は朝と夜に1錠ずつ。
3週間目は朝に2錠、夜に1錠。
4週間目以降は朝と夜に2錠ずつ。
コントレイブはサノレックスよりはマシと言えど比較的副作用の強いクスリなので、徐々に服用量を増やしていく飲み方で体に負担をかけないようにしていきましょう。
違和感を感じたり、不快感があるようなら上記の飲み方よりも服用量を増やすペースを落として様子をみましょう。
コントレイブを使ってはいけない人
極度の高血圧の人や妊娠中に人は使えません。
またてんかんを起こしたことがあるとか、過食や拒食を繰り返している場合も使用は控えましょう。
コントレイブの副作用
吐き気、嘔吐、便秘、頭痛、めまい、不眠症、口の渇き、下痢、てんかん等など。
大きな異常を感じたらすぐに医師に相談しましょう。