糖質制限って一時期有名になりましたよね。
テレビでは効果的痩せられる!とか1ヶ月で7キロ痩せた!とか逆に体に良くないから糖質制限なんてとんでもないと言ったり何が正しいのかわからないですよね。
ここでは正しい糖質制限の正しい知識と正しいやり方をご紹介しようと思います。
糖質制限とはなんぞや?
糖質制限というのは別名炭水化物抜きダイエットとも呼ばれていて人体に必要な糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素の一つである糖質(炭水化物)を完全カットorある程度制限する事をいいます。
それで何故痩せられるのかというと人間にとっての糖質は車にとってのガソリンみたいなものです。
人も車も動くためのエネルギーがなければ動けませんよね?
ただ人間は車と違いガソリン以外にも予備タンクを搭載していてそれが脂肪なんです。
だからガソリン(糖質)を極力供給しなければ人は生命を維持するために脂肪という予備タンクを使わざる負えないのです。
これが糖質制限においての脂肪燃焼方法なんです。
糖質制限の落とし穴
糖質制限は正しい方法で行えば体には何も悪影響は出ません。
元々医者の考えた糖尿病患者へのダイエットですからね。
ただやり方を間違えると2型糖尿病になったり命に関わることもあるので正しい知識を身につけましょう。
まず糖質制限のよくある間違いとして
・いきなり完全カットする
・糖質以外なら食べ放題
・脂肪だけ減る
があります。
いきなり完全カットするのが危ないというのは何となくわかってる人もいるでしょう。
これまで当たり前のように供給してきた糖質をいきなりカットすれば当然体がビックリして色んな誤作動を起こしてしまいます。
よく起きやすいものとして目眩や頭痛や集中力の欠如やストレスなどがありますね。
糖質ってエネルギー源としてはとても優秀で万能なんですけど同時に薬と同じように結構中毒性のある食べ物なんです。
だから徐々に量を減らしてやるのが大事なんです。
あとは炭水化物以外なら食べ放題!なんていう風に考えちゃっている人も意外にいます。
だけどカロリーを摂り過ぎれば当然ダイエット効果は落ちるし脂質もある程度の制限は必要です。
そして一番の勘違いが糖質制限で減った体重=燃焼された脂肪だということ。
実は糖質制限で落ちるのって筋肉なんですよ。
まず真っ先に筋肉が落ちそれから脂肪が徐々に落ちるんですね。
そしてそれが酷くなるとサルコペニア肥満みたいな事になるんです。
糖質制限は筋トレとセットで最大の効果を発揮
糖質制限しちゃうと筋肉まで落ちてしまう!
ならばどうすればいいのか?
まずは筋トレをしましょう。
筋肉は使わないとドンドン弱くなっていきます。
適度に刺激を与えることによって役割を果たそうと筋肉が落ちるのを体が防いでくれます。
と同時に食事面でも気をつけることがあります。
それはタンパク質をいつもより多めに取ること。
低脂肪で高タンパクなものを体重✕1,5くらいは取りたいですね。
そうすることで筋力の低下を最小限に食い止め脂肪を燃焼してくれます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
糖質制限は間違ったやり方をすると痩せれても理想の体型と程遠かったり取り返しの付かない病気になったりします。
だけど正しいやり方でやれば体への負担はなく綺麗に痩せれます。
筋肉を落としきってしまった体はブヨブヨで何も美しくありません。
適度に筋肉を残して脂肪だけを燃やせるようなダイエットに励みましょう。